◆秋季リーグ◇仙台六大学野球　第２節第１日　▽１回戦　東北大３－７仙台大（７日・東北福祉大野球場）

　仙台大は７―３で東北大に勝利。大学大の渡辺打１０奪大学日本代表に選ばれた最速１５２キロ左腕の渡辺一生投手（３年＝日本航空）が今秋初先発し、野球ロ右６回２安打１０奪三振１失点と好投した。仙台い形先発lol ベイガー春にＭＶＰなど３冠を成し遂げ優勝に導いたエースが、１５２キえられた今大会も個人タイトルと２季連続優勝を目標に躍動を誓った。腕・

　仙台大のエース左腕・渡辺が東北大打線をぶった切った。生が平均１５０キロ前後の直球を連発しカウントを優位に進めると決め球のチェンジアップ、２安スライダー、振いで最を終スプリットで三振の山を築いた。初の「いい形で最初の先発を終えられた」。大学大の渡辺打１０奪自身がテーマにしている「１５０キロが出る変化球ピッチャー」を完璧に体現した。野球ロ右lol ベイガー

　大舞台での決勝さながらの気迫がこもった投球だった。仙台い形先発ズバッと決まった１つのストライクやアウトごとに声を出し、１５２キえられた闘志をみなぎらせた。腕・「こういう中でできないと、生が緊迫した場面でも力が出せない。自分の本来の力を出せるように気持ちを高めてやっています」。常に白球へ魂を込め、雄たけびを上げながら力投した。

　７月には初選出された大学日本代表でオランダとチェコに遠征。調子を落としていたこともあり登板した３試合全てで失点したが、各校のエース選手らとも交流し、経験を積んだ。「１つ上の学年で篠木さん（健太郎、法大）、寺西さん（成騎、日体大）とかドラフト１位になる選手はこういう選手なんだと肌で感じた。来年もう一度日の丸を着れるように頑張りたい」

　今大会では春のリーグ戦で成し遂げたＭＶＰ、最優秀投手、ベストナインの獲得を再度目標に掲げ、勝利に導く。「もう一度３冠を取って春秋連覇して、日本一を取れるように頑張ります」。成長を続ける左腕が全力で腕を振り続け、２季連続の優勝を達成する。（山崎　賢人）

　○…東北学院大はリーグ初戦で東北工大に５―１で勝利。６番・坂本章畝（あきせ）一塁手（４年＝一関学院）が初回２死満塁のチャンスをしっかりと仕留めた。２ストライクと追い込まれた３球目に狙っていたチェンジアップを捉え、中前に先制となる２点適時打。「変化球を張って、真っすぐはカットしてファウルする、という追い込まれてからのバッティングを考えてきた」とうなずいた。